9月10日、福島県南相馬市小高区の同慶寺で演劇公演「身体詩 鳥の会議」

 

「『鳥語』で演技するため、大人から子どもまで楽しめる」と来場を呼びかけるオーハシさん

 

2022/08/29 18:58

 

 演劇グループ「TAICHI-KIKAKU(タイチキカク)」とピアニストの谷川賢作さんの演劇公演「身体詩 鳥の会議2022with谷川賢作」は9月10日午後6時半から、福島県南相馬市小高区の同慶寺で開かれる。

 せりふは日本語ではなく「鳥語」で、国や年齢、性別を超えて楽しむことができる。古代イスラムの詩人アッタールの「鳥の会議」が原作。鳥たちが真の鳥の王を探して、試練を超えて旅する物語だ。

 TAICHI-KIKAKUは世界24カ国で公演しており、南相馬市では東日本大震災後から公演やワークショップを50回以上行ってきた。公演には映像を用い、これまでのワークショップで撮影された南相馬市民らが手で演技した「手の鳥」も劇中に使用されるという。理事長を務めるオーハシヨースケさんは「笑いや人間への試練、心にとどめなくてはならないことを共有できる作品。子どもから大人まで楽しめる」と来場を呼びかけている。

 料金は学生(小学生から大学生まで)2000円、一般3000円(当日3500円)。オンライン配信も実施し、配信は2000円。詳細はホームページから確認できる。

 

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