山木屋地区で楽しく農業を 体験農園が今月中に本格オープン 福島県川俣町

 

体験農園の利用を呼びかける谷口代表(中央)ら

 

2022/11/16 17:26

 

 山木屋で農業をやろう―。福島県川俣町は東京電力福島第1原発事故で一時、避難区域となった町内山木屋地区に「かわまた体験農園」を整備し、今月中に本格オープンさせる。全30区画を貸し出し、自由に作付けをしてもらうことで町内の就農者増加につなげたい考えだ。

 1区画当たり約50平方メートルで、季節に応じてさまざまな農作物が栽培できる。鎌やスコップ、耕運機などの農機具も無償で貸し出す。今月中にトイレとシャワー室が完成する予定となっている。

 農園はアンスリウムなどの花卉(かき)出荷に取り組む「Smile farm(スマイルファーム)」に隣接しており、同社が運営している。谷口豪樹代表ら農業経験者が指導や管理を担うため、初心者でも気軽に農作業に挑戦できる。谷口代表は「無理なく農業を楽しみながら、川俣の魅力を肌で感じてほしい」と話している。

 農園は今年夏にプレオープンしており、既に15区画程度で農作物が栽培されている。利用料金は1区画当たり月額5000円(税込み)。期間は3カ月以上から受け付ける。問い合わせは同社へ。

  ◇    ◇  

 かわまた体験農園の「ふれあい収穫祭」は23日、初めて催される。

 畑で採れた新鮮な農産物の販売をはじめ、収穫体験やフラワーアレンジメント体験などもできる。数量限定で新米おにぎりやピザ、豚汁の振る舞いがある。入場は無料。時間は午前9時から午後3時まで。

 

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