J2昇格のいわきFC、J1へ意欲 福島県いわき市 選手が市長に今季の結果報告

 

内田市長(前列右から6人目)に報告した山下主将(同5人目)や村主監督(同2人目)、大倉社長(同右端)ら

 

2022/12/01 09:25

 

 サッカーJ3優勝とJ2昇格を決めたいわきFCの選手らは30日、福島県いわき市のアリオスで内田広之市長に今季の結果を報告した。大倉智社長が「J1ライセンスを取りにいこうと思っている」と述べ、来季以降のJ1昇格に意欲を見せた。

 主将の山下優人選手や村主博正監督ら約40人が訪れた。山下選手が全選手のサイン入りボールを内田市長に手渡し、「この結果は僕たちの力だけでなく、たくさんの人の協力のおかげ」と感謝。村主監督は「10月の苦しい時期に皆さんの協力でJ2ライセンスが発行され、背中を押してくれた。もっと力をつけてJ2に臨みたい」と来季を見据えた。

 大倉社長が「来季は地域の方々が身をもって経済効果を感じるステージになる。これからも地域のために頑張りたい」と述べ、内田市長は「たくさんの勇気と感動をもらった。さらなる高みを目指してほしい」と期待した。

 チームは1日まで、ホームタウンにもなっている双葉郡の町村を訪問する。

 

関連記事

ページ上部へ戻る