東日本大震災の物故者慰霊 福島県神社庁 双葉町の八幡神社合祭殿で

 

物故者の冥福を祈って奉納した祭祀舞

 

2023/03/09 10:20

 

神前に玉串をささげる丹治庁長(左)

 

 福島県神社庁の東日本大震災物故者慰霊祭は8日、双葉町中野の八幡神社に併設している合祭殿(ごうさいでん)で行われた。

 合祭殿は震災と東京電力福島第1原発事故で再建や立ち入りが困難な神社を、離れた場所から参拝するための礼拝施設。2年前に完成し、昨年から慰霊祭を実施している。

 関係者約40人が出席し、祭祀(さいし)舞を奉納した後、丹治正博庁長らが玉串を神前にささげた。丹治庁長は「み霊の安寧を心から祈念し、震災の惨禍を子々孫々まで語り継ぐ」とあいさつした

 

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