「記憶」と「未来」つなぐ 巨大壁画アート設置 福島県浪江町でNoMAラボ

 

国玉神社の夜籠りを題材にした「なみえの記憶」

 

2023/03/22 17:20

 

「共生するコミュニティ」をテーマにした「なみえの未来」

 

 福島県浪江町などで支援活動をしている「NoMAラボ」は、町内川添のシェアプレイス「STUDIO B―6」の外壁に巨大壁画アートを設置した。

 浪江町の過去と未来をつなぐアートを町中に展示する「なみえアートプロジェクト」の一環。「なみえの記憶」「なみえの未来」として、知的障害のあるアーティストによる作品を発表しているヘラルボニー(岩手県)所属のアーティストが2種類を手がけた。

 アートはいずれも縦2㍍、横3㍍。「記憶」は川添で行われてきた「国玉神社の夜籠り(盆踊り)」を題材にした。神楽が舞い、住民が夜遅くまで踊り続ける様子を表現している。

 「未来」は「共生するコミュニティ」がテーマ。住民や移住者を含め幅広い世代が、楽しくつながるまちになってほしいとの願いが絵に込められている。

 

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