ホッキ貝漁始まる 大粒次々、実入り良好 福島県・相馬双葉漁協

 

漁解禁初日から豊漁となり、ホッキ貝がぎっしり詰まった箱を加工施設に運び込む漁師=1日午前8時40分ごろ

 

2023/06/01 19:07

 

 相馬双葉漁協の今季のホッキ貝漁が1日、解禁された。福島県相馬市の磯部漁港では大粒の貝が次々と水揚げされ、初日から豊漁となった。

 同漁港からは3隻が出漁し、1日に取れる上限いっぱいの約1・2トンを水揚げした。箱ぎっしりに詰まったホッキ貝は近くの磯部水産加工施設に運ばれ、県内や首都圏に出荷された。

 第三稲荷丸の漁師渡部良充さん(59)によると、今季は大ぶりの貝が多く、実入りも良好だという。「相双沖のホッキ貝は甘みが強く身が柔らかい。刺し身やホッキ飯など、さまざまな調理法で味わってほしい」と話した。

 漁期は来年1月いっぱいまで続く。

 

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