いわきでクラスター2件 事業所と高齢者施設、各5人

 

 いわき市は二十七日、市内の事業所と高齢者施設でそれぞれ計五人の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。感染者はいずれも県が同日までに発表した感染者数に含まれている。

 それぞれのホームページによると、クラスターが発生したのは同市の小名浜製錬小名浜製錬所と特別養護老人ホームはなまる共和国。

 小名浜製錬所では二十代から三十代の従業員計五人、はなまる共和国では二十代から九十代の入所者二人と職員三人の計五人の陽性が二十六日までに確認された。

 いずれも保健所が施設の消毒を行い、濃厚接触者などの調査を続けている。

 県内のクラスター発生件数は計五十九件となった。四月に入ってからは計十七件で、うち八件がいわき市での発生となっている。

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