ロボテス縁日 10月30、31の両日 9月応募開始 福島県南相馬市と浪江町で
先端のロボット・ドローン(小型無人機)産業を担う企業、団体が集う「第2回ロボテス縁日 ロボット・ドローン大集合」は10月30、31の両日、福島県南相馬市の「福島ロボットテストフィールド(ロボテス)」と浪江町内で開かれる。3日、ロボテスで実行委員会の初会合が開かれ、出展概要などを確認した。入場無料で、9月に参加募集を始める予定。
浜通り地方の産業再生を目指す福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の主要プロジェクトであるロボット・ドローンと、ロボテスへの県民理解を深めるのが狙い。地元自治体、経済団体、福島民報社などが浜通り創生・復興イベント実行委員会を結成し、福島イノベーション・コースト構想推進機構が共催する。
メイン会場となる南相馬市のロボテスでは、昨年より3つ多い14の企業・団体が出展し、地上と水中でのロボット・ドローン操作体験、プログラミング、マッスルスーツの装着、仮想ドライブなど多彩なメニューを繰り広げる。広い構内を巡るバスツアーも予定しており、企業関係者がビジネスパートナーを広げ、親子連れが各ブースを回り一日中楽しめるイベントとなる。
今回、初めて加わる浪江会場にはロボテスからシャトルバスを運行する。ロボテス浪江滑走路での燃料電池車「新型ミライ」の試乗やドローン操縦体験などに加え、福島水素エネルギー研究フィールドの視察、水素教室の開催などを予定している。