パッチワークで紡ぐ絆 3団体が合同作品展 福島県いわき市

 

パッチワークで作ったタペストリーや人形など、力作が並ぶ会場

 

2022/05/19 18:39

 

 パッチワークの合同作品展「絆」は19日、福島県いわき市のいわき産業創造館で始まった。東日本大震災後、パッチワークを通じて親交を深めた3団体が初めて企画した。指導する赤池京子さんは「浜通りの絆を見に来て」と呼び掛けている。

 いわき市の公民館やなみえ交流館で活動するマミーキルト郷ケ丘とパッチワークなごみ、パッチワークコスモスが企画。震災で避難した浜通りの人々が参加し、交流を続けてきた。震災と東京電力福島第一原発事故から10年の節目の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大で延期していた。

 会場には、生徒が2年かけて制作したバックやタペストリー、ぬいぐるみなど約400点が並ぶ。初日から多くの人が訪れ、作品に見入っていた。

 23日まで。時間は午前10時から午後5時30分(最終日は午後3時)まで。先着でポシェットを作るパッチワークの無料講習会も行っている。

 

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