福島県内の高校生8人、震災と原発事故の思いなど伝える 東京で初の発表イベント

 

震災の経験を語る思いを伝える中島さん

 

2023/03/06 10:12

 

 福島県環境創造センターの「ふくしまの高校生が伝える3.11と私」は5日、東京都の東京国際フォーラムで開かれた。県外開催は初めてで、県内の高校生8人が東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の経験を通じて育んだ思いや風評払拭に向けた考えなどを発表した。

 ふたば未来学園高1年の中島空音(あお)さんは4歳の時に経験した震災の曖昧な記憶が語り部の話によって鮮明になったことを紹介し、「自分の語りで誰かが震災を語りたいと思えるきっかけになりたい」と話した。安積黎明高2年の平松優海(うみ)さんは「違いの中に『同じ』を見つけることで、人は違いを受け入れられるようになる。これが風評払拭の第一歩になる」と語った。

 高校生の発表に先立ち、東京大大学院の開沼博准教授(いわき市出身)が基調講演した。中島さん、平松さん以外の発表者は次の通り。

 沢田舞美(福島高1年)関山翔太(白河高2年)斎藤りおん(学法福島高1年)菅原響(橘高2年)小沼優菜(おおぞら高2年)笹沢花音(磐城高1年)

 

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