10月にアリオス(福島県いわき市)で「舞台フラガール’24」 福島県出身者らが出演
左から石井さん、内田市長、伊藤さん、羽原さん
2024/06/05 17:07
福島県いわき市の常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)誕生のドラマを描いた「舞台フラガール’24」は10月26、27日の両日、市内のアリオスで上演される。同市出身の俳優伊藤わこさん、福島市出身のタレントなすびさんら福島県出身者計5人が出演する。
舞台は、日本アカデミー賞で最優秀脚本賞と作品賞を受けた映画「フラガール」を舞台版に改訂した。映画の共同脚本を担当した羽原大介さんが脚本、演出を担っている。時代とともに変わっていく炭鉱の町を舞台に、フラダンスチームの女性の奮闘や、炭坑作業員の姿にも焦点を当てる。
5月24日、羽原さん、伊藤さんらがいわき市役所を訪れ、内田広之市長に舞台の見どころや魅力を語った。羽原さんは「いわき市のまち全体の歴史を感じてもらえるような舞台にしたい」、伊藤さんは「幅広い世代に演劇を知ってもらう機会になればうれしい」と語った。内田市長は「とても楽しみにしている」と期待を寄せた。フラ・タヒチダンスの指導・構成を担当している石井咲さんも同席した。
舞台は10月26日が午前11時からと午後3時からの2回、27日が午前11時から。チケットは4千円(税込み)、高校生以下は2千円(同)。アリオスのウェブサイトやチケットセンターなどで販売している。