子どもたちに安心・安全な給食を 学校給食共同調理場が完成 ドライシステムなど導入 福島県広野町

 

施設を見て回る出席者

 

2025/12/16 18:30

 

 福島県の広野町学校給食共同調理場の落成式は15日、町中央台3丁目の現地で行われ、関係者が地域の未来を担う子どもたちに安心・安全な学校給食を届ける施設の完成を祝った。

 約50人が出席した。小松和真町長が「子どもたちが温かく栄養バランスのとれた、おいしい給食により心身ともに成長することを願う」とあいさつ。橋本徹県議、佐々木恵寿県議、山本秀和県相双教育事務所長、渡辺正俊町議会議長らが祝辞を述べた。小松町長らがテープカットした後、出席者が施設を内覧した。

 町学校給食共同調理場は、これまでの施設の老朽化に伴い整備された。鉄骨造り2階建てで延べ床面積約973平方メートル。調理場の床などを乾燥した状態に保つ「ドライシステム」などを導入し、安全・安心な学校給食を提供できる環境を整えた。2階には展示コーナーを設け、調理室や配膳室を窓から見学できる。来年1月中旬から広野小、広野中への給食提供を始める。

 

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