福島・大熊町にデータセンター AI開発の3社 5月上旬の運用目指す

大熊町熊地区に整備されるデータセンターの完成予想図
2026/01/07 09:53
生成人工知能(AI)を開発するRUTILEA(ルティリア、京都市)とタイズAI(大熊町)、大和ハウス工業の3社は生成AI向けサーバーを集めた「データセンター」を福島県大熊町熊地区に整備する。7日に着工し、5月上旬の運用開始を目指す。最先端のサーバーを保有し、企業の研究開発を支える。AI活用やデジタル産業の分野から東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の復興を後押しする。
6日、3社が発表した。センターは約1500平方メートルの敷地に延べ床面積約200平方メートルの鉄骨平屋を建てる。高性能の画像処理装置(GPU)を搭載したAIサーバーを設け、ルティリアや同社の契約企業などがサーバーにアクセスして高精度生成AIの研究開発を行えるようにする。タイズAIがセンターを運営する。
大和ハウス工業のグループ会社「大和リース」の工場で建築部材を生産し、現場に運んで組み立てる工法で短期間で建設する。
県内では2024(令和6)年、ルティリアの子会社「AI福島」が大熊町下野上地区にデータセンターを開所した。JAICデータダイナミクス(東京都)が双葉町にセンターを新設する計画を掲げている。




