【川俣町】来夏こそ五輪ブーケに 川俣・トルコギキョウ出荷最盛期

 

【福島民報ニュース】

川俣町山木屋では観賞用の切り花として人気の高いトルコギキョウの出荷が最盛期を迎えている。山木屋地区の花卉(かき)農家でつくるあぶくまカットフラワーグループ代表の広野勝久さん(61)は連日、妻邦子さん(58)、長男晶彦さん(35)とともに作業に汗を流している。

トルコギキョウの手入れに励む広野さん(右)

 広野さんは約30年前から県内のトルコギキョウ生産農家の先駆けとして高品質な花卉を生産。山木屋の寒暖差の大きく冷涼な気候を生かし、約3,300平方メートルの敷地に七棟のハウスを構え、6月から10月にかけて主に関東圏へ出荷している。今年度からは福島大食農学類の学生が研修を兼ねて繁忙期のアルバイトに来ている。
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