居住者6割まで回復 楢葉町、あす避難指示解除から5年

 

【福島民報ニュース】

東京電力福島第一原発事故に伴い楢葉町に出されていた避難指示が解除され5日で5年を迎える。

県内外から多くの客が訪れている道の駅ならはの物産館

住民基本台帳人口に占める町内居住者は6割近くまで回復し、復興に向けまちづくりが進む。一方、事業所では働き手の確保が難しさを増している。

 町の避難指示は2015(平成27)年9月5日に全町避難の自治体として初めて解除された。

町の7月末現在の町内居住者は4,025人で、前年同期より204人増えた。2017年4月に町内で再開したあおぞらこども園の園児数は、再開時の38人から現在は102人になり、子育て世代の帰還が着実に進んでいる。

一方、町内居住者数の伸び率は年々低くなっている。町は策定中の第六次町勢振興計画基本構想案に将来人口の目標値を盛り込み、帰還や移住・定住の促進を図る考えだ。

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