東日本大震災の被災地の復興状況を紹介する動画が公開
来夏に延期された東京五輪・パラリンピックを見据え、東京都は東日本大震災の被災地の復興状況を紹介する動画を制作した。福島県の湯本高(いわき市)と福島明成高(福島市)をはじめ、福島、岩手、宮城の被災三県の高校生らが出演している。18日、発表した。
「2020年と、その先の未来へ」と題し、生徒たちが震災後に寄せられた各地からの支援への感謝、将来への意気込み、地域の魅力などを語っている。
湯本高は全国大会などで活躍する吹奏楽部が同校で出演した。福島明成高は農産物の生産管理の徹底ぶりを示す安全認証制度「GAP(ギャップ)」の認証取得の活動が取り上げられた。相馬市の大野村農園でも撮影が行われた。
動画は動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。都は各種イベントでも活用し、大会開催への機運を盛り上げる。
YouTube動画(クリックするとYouTubeが起動します)
「2020年と、その先の未来へ」