水揚げ額1億4300万円減 相馬双葉漁協 昨年度試験操業

 

【福島民報ニュース】

相馬双葉漁協の2019年度の試験操業の水揚げ数量は2,849トン(前年度比224トン減)、水揚げ額は15億5,100万円(同2億4,300万円減)となった。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前の水準と比べると、水揚げ数量は約14%、水揚げ額は約20%にとどまっている。17日に相馬市の同漁協で開かれた総代会で報告された。

事業報告などを承認した総代会

 2019年度は、震災後初めて全魚種で出荷制限が解除されたが、昨年に続くコウナゴの不漁や台風19号による大雨や断水などの影響で全体的に水揚げ数量や金額が減少。同組合の当期利益も前年度比3,100万円減の2億1,900万円だった。
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