田んぼリンクで初滑り 川俣町山木屋

 

 川俣町山木屋の冬の風物詩となっている天然氷の田んぼリンク「絹の里やまきやスケートリンク」は十六日、今季の一般開放を開始した。記録的な暖冬だった昨季より約三週間早いオープン。初日は名物スケートリンクのオープンを待ちわびていた家族連れらが訪れ、初滑りを楽しんだ。

 田んぼリンクは一九八四(昭和五十九)年に開設。東京電力福島第一原発事故の避難指示により一時閉鎖したが二〇一六(平成二十八)年から営業を再開している。リンクを管理する大内秀一さん(72)は「多くの人にスケートを楽しんでもらいたい」と話している。

 土日に一般開放し、平日は団体に限り予約制で利用できる。利用料は貸し靴代を含め大人五百円、高校生以下二百円。利用時間はリンクの状況により変わる。場所は復興拠点商業施設「とんやの郷」の道路向かい。問い合わせは川俣スケートクラブへ。

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