福島県内1人死亡、14人感染 新型コロナ
県は新型コロナウイルスに感染し県内の医療機関に入院していた七十代男性の死亡と、十四人の新型コロナ感染が確認されたと十九日、発表した。男性は十六日に死亡し、十四人の陽性は十八日に判明した。県内の一日当たりの新規感染者数が二十人を下回るのは今月二日以来で、十六日ぶり。県内の死者は累計三十四人、感染者は累計千四百八十三人となった。
十八日現在の入院者数は予定を含め二百七十七人で、確保病床四百六十九床に対する使用率は59・1%となった。確保病床の使用率は九日以降、60%を超えていたが、十日ぶりに50%台に改善した。
県によると、新規感染者十四人には、南会津町の特別養護老人ホーム「田島ホーム」の職員二人と利用者一人が含まれており、同施設でのクラスター(感染者集団)は計十人に膨らんだ。感染経路不明は四人だった。
県発表の十四人の内訳は次の通り。
◆19日発表(18日判明分)▼下郷町・1人=40代会社員女性▼南会津町・2人=30代会社員女性、90代無職女性▼相馬市・1人=60代会社員女性▼須賀川市・1人=50代無職女性▼古殿町・2人=40代女性、10代女性▼郡山市・2人=30代会社員男性、10歳未満女性▼会津美里町・1人=80代無職女性▼会津若松市・1人=10代学生女性▼南相馬市・2人=70代会社員男性、40代会社員男性▼三春町・1人=30代会社員男性