ユーチューバー移住 動画で飯舘村の魅力発信

 映像製作合同会社「Es pero(エスペロ)」を運営し、ユーチューバーとして活動している仙台市出身の松尾洋輝さん(25)、勇輝さん(23)兄弟は今月、飯舘村に移住した。村の魅力を発信する動画の制作などを通じ、東京電力福島第一原発事故からの復興を後押しする考えだ。 

 洋輝さんと勇輝さんは昨年九月、村内の旧草野小校舎をアーティストの活動の場として提供する廃校活用プロジェクト「Bound for IITATE」に参加し、初めて村を訪れた。美しい景色や住民の人柄に魅了され、村への移住を決めた。 

 二人は多くのプロゴルファーを輩出している仙台市の東北高ゴルフ部出身でともにプロテストに合格。ツアーを転戦する競技者やレッスンプロではなく、ゴルフの楽しさを多くの人に発信したいとの思いから動画投稿サイト「ユーチューブ」にチャンネル「Espero TV」を開設し、動画配信を中心とした活動に取り組んできた。 

 村での活動は、復興に向けて歩みを進める村民らを取材し、動画を制作する。初仕事として村内伊丹沢でストックやカスミソウを生産する花卉(かき)農家・花井由貴さんの仕事の様子を撮影した。完成した動画は村公式ホームページなどで配信する予定。 

 村地域おこし協力隊に任命された兄の洋輝さんは「移住者の視点で飯舘村の素晴らしさを発掘し、PRしていきたい」と話している。

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