復興へ歩む姿発信 福島U―いわきFCのメモリアルマッチ 2月28日Jヴィレッジ

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十年に合わせて、サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)と日本フットボールリーグ(JFL)のいわきFCが対戦する「東日本大震災メモリアルマッチ 福島ダービー」は二月二十八日午後一時から、広野町のJヴィレッジスタジアムで開かれる。主催するJヴィレッジが二十九日、発表した。

 Jヴィレッジと県サッカー協会の主催。原発事故の廃炉作業拠点を経てサッカーの聖地として再生した場所で、本県サッカー界の両雄が「真剣勝負」を繰り広げ、復興へ力強く歩む姿を発信する。

 新型コロナウイルスの感染予防対策として、県の基準に応じて収容定員五千人の50%以内となる二千五百人を観客の上限とする。試合は動画投稿サイト「ユーチューブ」のJヴィレッジ公式チャンネルでライブ配信する。

 両クラブは二〇一九年二月にJヴィレッジ再開記念の試合でも対戦した。今回はともに三月十四日のリーグ開幕戦を前にした、貴重な実戦機会となる。

 福島Uを運営するAC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長(48)は「原発事故収束の前線基地となったJヴィレッジで、節目の年に試合ができるのは感慨深い。諦めずにゴールを目指して走り続けるサッカーで感動を届けたい」と意欲を示す。

 いわきFCを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長(51)は「この試合が行われる意義をかみしめたい。両チームが切磋琢磨(せっさたくま)する姿を通じて皆さまの希望となり、多くの子どもたちに夢を与えられるよう精いっぱい戦う」と決意を語る。

 Jヴィレッジの上田栄治副社長(67)にとって、福島Uの時崎悠監督(41)と、いわきFCの田村雄三監督(38)はいずれも湘南ベルマーレ監督時代の選手だ。「両監督の協力もあってダービーマッチが実現できる」と感謝している。

 入場無料で事前申し込み制。二月六日からイープラス(https://eplus.jp/memorialmatch/)で受け付ける。問い合わせはJヴィレッジ 電話0240(26)0111へ。

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