新型コロナ 福島県内1人死亡24人感染
県は新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた八十代男性の死亡と、二十四人の新型コロナ感染が確認されたと七日、発表した。八十代男性は五日に死亡し、二十四人の陽性は六日に判明した。県内の死者は累計八十一人、感染者は累計二千九十五人となった。
二十四人には、クラスター(感染者集団)が発生した郡山市の太田西ノ内病院の職員九人と入院患者七人、退院患者一人の計十七人が含まれており、同病院のクラスターは計百十三人に拡大した。この他、クラスターが発生した二本松市の枡記念病院の職員二人も含まれており、院内クラスターは計二十五人に膨らんだ。
二十四人のうち感染経路不明は一人だった。六日現在の入院者は予定を含め百九十九人で、県が確保している四百六十九床に対する使用率は42・4%(前日比3・2ポイント増)となった。
県発表の二十四人の内訳は次の通り。
◆7日発表(6日判明分)▼郡山市・14人=60代無職女性、70代無職女性、60代無職男性、20代女性、60代女性、30代病院職員男性4人、30代病院職員女性、80代無職男性、50代男性、40代病院職員男性、30代女性▼福島市・2人=40代会社員男性2人▼本宮市・2人=70代無職女性、20代病院職員女性▼石川町・1人=60代無職女性▼小野町・1人=60代会社員男性▼西郷村・1人=70代無職男性▼塙町・1人=40代会社員男性▼二本松市・1人=20代病院職員女性▼三春町・1人=40代病院職員女性