最高級くし1日発売 会津の伝統と工業加工の技融合

 会津の伝統工芸と工業の加工技術が融合した製品「あいくし」の最上位品を手掛ける「Aid-U(エイド-ユー)」は二十九日、会津若松市の室井照平市長に来月一日の発売を報告した。構想段階から実現までに二年。それぞれの強みを生かした一品で「会津のものづくりを世界に発信したい」と決意を新たにする。

 「Aid-U」は、東京電力福島第一原発事故で、大熊町から会津若松市河東町へ製造拠点を移した精密部品切削加工業サンブライトや会津の伝統産業関係者など七社でつくるチーム。代表の渡辺忍サンブライト社長ら四人が市役所を訪れた。室井市長が完成品を手に「高級感がある」と評価した。

 チームは、市ふるさと納税返礼品の採用に向けて申請の準備を進める。

 製品はマグネシウム合金で成形。漆や蒔絵(まきえ)が施され、きり箱に収められている。会津木綿の袋が付く。税込み十一万円。サンブライトホームページ内のオンラインショップ、市内の山田木綿織元で販売する。来月九日から福島市の県観光物産館でも取り扱う。

 植物由来樹脂製あいくしの販売も予定している。値段は五千円前後を想定している。

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