南相馬市民の健康づくり拠点 鹿島にトレセン開所

 

 南相馬市が市内鹿島区に整備した市健康づくりトレーニングセンター「スキット千倉」は十八日、鹿島区鹿島字北千倉に開所した。地元住民が新たな施設の誕生を祝った。 

 施設は鉄骨平屋で、延べ床面積は三百四十六平方メートル。総工費は二億五千万円。有酸素系と無酸素系マシン計二十一台を備える。南相馬市の小林建設工業が指定管理者を務める。 

 市によると、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後、市民の健康維持が課題となっている。開所式で門馬和夫市長は「健康づくり拠点として、多くの市民に愛されてほしい」と述べた。 

 利用料金は中学生二百円、十八歳未満と高校生三百円、十八歳以上五百円で、市外在住者は五割増し。開館時間は午前九時から午後九時まで。月曜日は休館。

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