プロ野球OB 福島に集結 東京五輪野球・ソフトボールまで1カ月
東京五輪の野球・ソフトボール競技実施一カ月前に合わせ、日本プロ野球OBクラブは六月十三日、福島市の信夫ケ丘球場で「プロ野球OBフェスタin福島」を開く。元巨人の鈴木尚広さん(相馬市出身)や元阪神、元米大リーグ・ヤンキースの井川慶さんら十六人が野球教室などで子どもらと交流する。三十一日まで野球教室などへの参加者を募集している。
■教室などで交流 鈴木尚広さんら16人 31日まで募集
福島圏域連携推進協議会と福島市の共催。この他、元西武の石毛宏典さん、元広島の川口和久さん、元巨人の川相昌弘さん、元日本ハムの田中幸雄さん、元ヤクルトの飯田哲也さんらが参加する。
協議会の加盟市町村(福島、二本松、伊達、本宮、桑折、国見、川俣、大玉、飯舘、宮城県白石、山形県米沢)の小学五・六年生を対象とした野球教室を開く他、未就学児向けの親子ボール遊びを企画する。プロ野球OBチームと地元の社会人チームによる親善試合もある。
圏域十一市町村の食材をOB選手の昼食やお土産として提供し、日本プロ野球OBクラブのユーチューブチャンネルなどで全国に発信してもらう。各市町村の復興活動をパネルで紹介する。
参加は無料。定員は野球教室が百人、親子ボール遊びが三十人。市のホームページからアクセスできる応募フォーム、ファクス、郵送で三十一日までに申し込む。応募者多数の場合は抽選になる。
問い合わせは東京オリンピック・パラリンピック競技大会市推進室へ。