今夏の東京五輪・パラリンピックの開催に合わせた被災地復興祈念植樹は六日、バレーボール競技などの会場となる東京・有明アリーナで行われた。

　東京都の主催。復興五輪の事業の一環として、東日本大震災被災地の福島、岩手、宮城三県と、熊本地震で被災した熊本県への支援の機運を高めようと競技会場に各県のシンボルの樹木を植えた。

　東京都の佐藤智秀オリンピック・パラリンピック準備局次長があいさつ。福島県の松本雅昭東京事務所長が復興のさらなる推進への思いを語った。

　樹木は福島県と宮城県はケヤキ、岩手県はアカマツ、熊本県はクスノキがそれぞれ選ばれ、各県の代表者が思いを込めて植樹した。