キツネ森へ帰る 大玉の福島県野生生物共生センター保護、治療 動画公開

 

 福島県環境創造センターは、大玉村の福島県野生生物共生センターが保護したキツネが自然に復帰するまでの道のりを追った映像を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。

 キツネは本州から九州にかけて生息するホンドギツネで、二〇一九(令和元)年五月、鮫川村の路上で弱っていたところを保護された。交通事故に遭ったとみられる。野生生物共生センターで治療を受け、一カ月半後に村内の森に帰るまでの過程を動画にまとめた。

 環境創造センターは、動画が野生動物と人間の共生を考えるきっかけになればと期待している。動物が犠牲となる事故が一件でも減るよう、安全運転も呼び掛けている。

 ユーチューブのチャンネル「福島県環境創造センター交流棟コミュタン福島」(https://www.youtube.com/watch?v=CBzle6Kh7cY)で閲覧できる。

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