五輪都市ボランティアに活動の場提供へ 無観客で内堀雅雄福島県知事
福島市の県営あづま球場の東京五輪野球・ソフトボール競技が無観客となったことを受け、内堀雅雄知事は12日の定例記者会見で、観客らを案内する予定だった都市ボランティアに将来的に活動の場を提供したい考えを示した。
都市ボランティアは球場を訪れる観客の交通誘導や観光案内などを担い、約700人が活動予定だった。本番に向けて研修を重ねてきた点を踏まえ、内堀知事は「これまで磨いたボランティアとしての技術を何らかの形で発揮してもらえる場をつくっていきたい」と述べた。
有観客から一転して無観客となった経緯を説明し、「有観客での開催を楽しみにしていた方々に申し訳ない」と改めて謝罪した。