カブトムシの羽化がピーク 17日に観察園営業開始 福島県田村市
福島県田村市常葉町の観光施設「ムシムシランド」の自然観察園に放たれるカブトムシの羽化がピークを迎えている。
施設を運営する市常葉振興公社は、市内の農家3軒に幼虫を預け、カブトムシを育てている。このうち樽井裕昭さん(68)方の飼育床では、羽化した7センチほどの成虫が元気な姿を見せている。
施設は17日に今夏の営業を開始する。自然観察園では1000匹以上のカブトムシと触れ合える。「あつまれ ムシムシの森」をテーマとした特別展もあり、国際アート&デザイン大学校(郡山市)の学生がデザインした飼育ケースに国内外のカブトムシやクワガタを入れて展示する。放送作家の鈴木おさむさんが監修した。
公社施設長の吉田吉徳さん(58)は「ユニークな展示方法を見てもらいたい」と話している。