中間貯蔵施設を見学 福島県立橘高の生徒
福島県福島市の橘高の生徒22人は4日、福島県大熊町の中間貯蔵施設を見学した。
同校の進路指導に関する行事。東日本大震災から10年がたった被災地の様子を自分たちの目で見てもらいたいとの思いから、平沢貞博教諭が提案した。
生徒たちはバス車内から中間貯蔵施設を見学し、施設の現状について担当者の解説を聞いた。町内の特別養護老人ホーム「サンライトおおくま」から見える土壌が保管されている場所を写真に収めるなどして、理解を深めていた。
見学終了後、福島県双葉町産業交流センターで意見交換会が開かれた。生徒からは「予想以上に中間貯蔵施設の工事が進んでいた」などの意見が出た。