林真理子さんと小泉環境相対談 双葉郡ゆかりの中高生交流会
福島県双葉郡ゆかりの中学生や高校生による交流会「FUTABA 1 DAY SUMMER SCHOOL」は4日、オンラインで開かれた。生徒は作家の林真理子さんと小泉進次郎環境相との対談などを通して、チャレンジ精神を忘れずに人生を切り開いていくことの大切さを学んだ。
双葉郡教育復興ビジョン推進協議会の主催で、6回目の開催。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、初めてオンラインで開いた。ふたばの教育復興応援団を務める作詞家の秋元康さんがプロデュースした。郡内の生徒約500人が参加した。
林さんと小泉氏は「失敗したっていいじゃないか」のテーマで対談した。林さんは「つらくて悲しいことに直面したら、自分を見つめ、自らに向き合ってほしい」と呼び掛けた。小泉氏は、小泉純一郎元首相の次男という立場に苦しんだ学生時代を振り返り、「人間不信になることもあったが、人との出会いを大切にすることで、きっと真の友人ができるはず」と語った。
対談後には質疑応答があった。林さんと小泉氏は一つ一つの質問に答え、生徒に夢を持って生きていく大切さを伝えていた。