「ふくしま夢実現クエスト」が9月25日スタート 福島県が参加者募集 首都圏の若者が福島の課題探る
福島県は首都圏の若者をターゲットにした新たな関係人口創出事業「ふくしま夢実現クエスト」(略称・ふくクエ)を9月25日にスタートさせる。同24日まで参加者を募っている。
首都圏の若者に福島県が抱える地域課題の解決に協力してもらう中で本県とのつながりを深め、将来的な移住・定住につなげる狙い。東京で「ふくクエ応援会議」と称したワークショップを9月25日、10月30日、11月27日の計3回開く。参加者が3つのチームに分かれて課題解決に向けたアイデアを出し合い、活動の具体的な計画を立てる。
その後、各チームが県内でのフィールドワークで計画を実行する。来年2月にふくクエコンテストを開き、代表者が活動の成果を発表する。
取り組むべき課題(クエスト)は現時点で、福島牛の加工品や畜産体験メニューの開発、教科書では学べない新しい学びの場づくり、ヒマワリを使った防災カレーの商品化などが挙がっている。
募集対象は首都圏などに住む20~30代の若者で、定員は30人。参加無料。希望者は「ふくしま夢実現クエスト」のウェブサイトから申し込む。問い合わせは事務局(ブランド総合研究所)へ。