福島県独自の新型コロナ集中対策が終了 3市のまん延防止等重点措置は継続

 

 新型コロナウイルス感染防止対策のため、福島県内56市町村を対象にした県独自の集中対策は21日に解除され、基本対策に移行する。福島、郡山、いわきの中核市3市が対象のまん延防止等重点措置は継続する。

 56市町村を対象とした集中対策で、酒類などを提供する飲食店への営業時間短縮の要請は21日午前5時で終了。

 基本対策では、感染再拡大(リバウンド)を防ぐため、不織布マスクの着用や小まめな手洗い・手指消毒など基本的な感染防止対策の継続を求める。症状がある場合は出勤や登校を控え、飲食は感染防止対策を徹底し、少人数、短時間に限るよう促す。都道府県をまたぐ不要不急の往来の自粛も呼び掛ける。

 重点措置を継続する中核市3市では飲食店に対する終日の酒類提供自粛などを引き続き要請している。

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