木戸ダムでスワンボート楽しむ 初の祭りで家族連れら 福島・楢葉

 
 福島県の楢葉町商工会青年部員らでつくる浜通り交流プロジェクトは26日、町内の木戸ダムで初のスワン祭を開いた。来場した家族連れらが自然豊かな木戸ダムの魅力に触れた。

 木戸ダムの観光活用を図るとともに、町の交流人口拡大につなげるのが狙い。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し開いた。猪苗代町商工会青年部などの協力で、北塩原村の桧原湖で使われているスワンボートの乗船体験などが行われた。

 家族連れがダムに浮かべたボート4台に交代で乗り、水面に吹く心地よい風を感じながら水上からの眺めを楽しんだ。ダムに向かって思いを叫ぶ大声大会やダム内部の見学会も人気を集めた。

 木戸ダムではかつて夏の恒例行事として「木戸ダム祭り」が開かれていたが、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い中止になっている。同プロジェクト代表の遠藤知行さんは「木戸ダムの魅力を多くの人に知ってもらうため、来年以降も祭りを開催していきたい」と語った。

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