アルパカ「ミルク」「ココア」一般公開 福島・広野

 
 福島県広野町は5日、観光振興と交流人口の拡大に向け、町内の二ツ沼総合公園で7月末から飼育しているアルパカ2頭を一般公開した。公開に合わせ命名式が行われ、名前は「ミルク」と「ココア」にそれぞれ決まった。

 命名式には、広野小の児童らが出席した。松本正人副町長のあいさつに続き、広野小6年生で児童会代表委員会の根本蓮君、作山歩君、斎藤夢来さん、長野円花さんの4人が名前を発表した。

 名前は全校生徒から募り、代表委員会のメンバーで2頭の色にちなんで決めた。4人は「ふわふわしていてかわいい。町の人の心を癒やしてほしい」と笑顔で触れ合っていた。

 アルパカは町が連携協定を締結している東京大アイソトープ総合センターの仲介で、京都大発のベンチャー企業「COGNANO」から譲り受けた。新型コロナウイルス感染拡大で公開が遅れていたが、9月下旬に公園が営業を再開し、公開が決まった。

 公園を管理する町振興公社の担当者が、改修したサイクルセンター内で飼育している。周辺に柵を設けているため、日中は外を歩き回る姿を自由に見ることができる。

 同公園は月曜定休で、営業時間は午前9時から午後4時まで。

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