福島・富岡町と日大工学部が包括連携協定 26日

 
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、福島県富岡町と日大工学部は26日、包括連携協定を締結した。町内の交流拠点の整備や桜の保全・活用に連携して取り組み、地域資源を生かした持続可能なまちづくりを目指す。

 日大工学部は、町内で研究に取り組み、地域内外の交流促進に向けた提案を行う。同学部の「ロハス工学」の考えに基づいた環境学習の推進、老朽化した町道の点検・診断の技術開発、ドローンスクールの開設も目指す。

 締結式は町役場で行われ、山本育男町長と日大工学部の岩城一郎工学研究所長が協定書を交わした。山本町長は「人材育成など復興に向けた取り組みを強力に推進できる」とあいさつした。岩城所長は「強固な信頼関係を築き、町の復興に寄与する」と述べた。

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