移住・定住促進へ避難区域12市町村の魅力発信 福島相双復興推進機構が東京でイベント

 

移住・定住に関する相談を受け付けているコーナー

 

2022/02/22 17:49

 

 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から11年になるのを前に、福島相双復興推進機構は22日、東京・丸の内の東京シティアイで、原発事故に伴い避難区域が設定された12市町村の魅力を首都圏の住民らに発信するイベントを始めた。24日までで、関係・交流人口の拡大や、移住・定住の促進を目指す。

 「ふくしま浜通り いまを知る~十一年目の春を迎えて~」と題して、12市町村への移住・定住に関する相談コーナーを設け、希望者に情報提供しているほか、3月に実施する相双地方などを巡って復興の歩みに理解を深めるツアーを紹介している。「特産市」として浪江町の「なみえ焼そば」などの地域の特産品販売もしている。ステージ上で各市町村の特色などを説明する時間を設ける。

 23日午後5時からは12市町村への移住の経験者や推進組織関係者らによるトークセッションを催し、移住のきっかけや魅力などを語り合う。

 

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