タイガーオーキット3年ぶりに開花 福島県いわき市のアクアマリンふくしま
3年ぶりに花を咲かせた「タイガーオーキット」
2022/05/19 09:23
福島県いわき市小名浜のアクアマリンふくしまの「熱帯アジアの水辺」コーナーで栽培されているラン「グラマトフィラム・スペキオスム」が、3年ぶりに開花した。同館が18日、発表した。開花は2019年以来2回目。
同館によると、株の高さが最大で7メートル以上にも成長する世界最大のランで、原産地のタイやインドネシアでも毎年は開花しないという。黄色地の花に赤褐色の斑点が「虎」の模様に見えるため、「タイガーオーキット」と呼ばれている。
今月1日に最初の開花が確認され、現在は25輪ほどが咲いている。今月末から6月初旬ぐらいが見頃だという。栽培担当職員の吉村光太郎さん(44)は「いつ咲くか分からない中で咲いたのは素直にうれしい」と語っている。