創立60周年記念で共有スペースを整備へ 福島県いわき市の福島高専
2022/06/22 17:55
福島県いわき市の福島高専は創立60周年記念事業として、学生や教職員、企業関係者らが集う共有スペースを学内3カ所に整備する。多様な分野の関係者が交流することで教育研究の高度化、新産業創出を後押しする。学内で山下治校長が発表した。
整備事業は、中庭にある池のリニューアル、図書館3階にミーティング室の設置、学生寮の留学生と日本人学生の交流スペースの新設。
中庭にある「工」の字型の池は工学池と呼ばれており、老朽化しているため大幅に補修する。一部を板敷きにして快適な空間を演出し、企業と教職員らの打ち合わせを促進させる。図書館のミーティング室には、研究に使用する事務用品を取りそろえる。交流スペースでは、異文化交流の活発化を図る。
高専は来年6月末まで企業などから寄付を募り、着工する。