9月にはやぶさ展示会 実物大の模型を展示、福島県広野町

 

2022/08/03 09:35

 

 福島県広野町、東京大アイソトープ総合センター、日本放射化学会は9月10、11の両日、広野町中央体育館で「はやぶさ展示会」を開く。小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」の実物大模型を展示する。学問の秋に、生命の起源に迫る小惑星探査プロジェクトを紹介する。入場無料。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの協力。はやぶさは小惑星イトカワから試料を採取して地球に持ち帰った。はやぶさ2はその後継機で、2018年に目的地の小惑星リュウグウに到着、2019年に2度着陸し、人工クレーターをつくることに成功した。約1年半の滞在を終え、2020年に試料を入れたカプセルを地球へ投下した。

 展示会には、はやぶさ2に搭載され、小惑星の地表を探索した小型ローバー「ミネルバ」のレプリカや、イトカワとリュウグウのモデルなどが並ぶ。カプセルの分離などの動態展示を解説付きで行う。高校生以下の参加者に記念品を贈る。

 両日とも午前9時から午後5時まで。

 

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