聖地づくりへ昆虫サポーターを任命 福島県田村市 飼養家ら4人

 

白石市長から画面越しに委嘱状を受ける篠原さん(画面右)

 

2022/08/31 17:30

 

 福島県田村市は29日、市昆虫サポーター委嘱状交付式をオンラインで行い、昆虫飼養家ら4人を任命した。市が進める豊かな生態系と里山を生かした「昆虫の聖地」づくりに助言をもらう。

 ゲーム「ムシキング」の開発に携わった「むし社」社長飯島和彦さん(東京都)、昆虫ビジネスを展開する「TOMUSHI(トムシ)」の石田健佑さん(秋田県)、ヘラクレスオオカブトの飼養家河野博史さん(宮崎県)、テレビでもおなじみの動物作家篠原かをりさんの4人。いずれも6月に市内で初めて開かれた「全国クワガタサミット」への参加が縁となった。

 白石高司市長が委嘱状を読み上げ、「皆さんには昆虫を通した地域づくりに協力をお願いしたい」とあいさつした。4人が「田村の取り組みが認知されるよう努めていく」などと抱負を述べた。

 

関連記事

ページ上部へ戻る