「南相馬から手縫いの靴を発信したい」 若き靴職人に起業型地域おこし協力隊を委嘱 福島県南相馬市

 

委嘱式に臨んだ(左から)和田代表、安藤さん、門馬市長、横田部長

 

2022/10/16 10:11

 

 福島県南相馬市の起業型地域おこし協力隊(ネクストコモンズラボ南相馬)の委嘱式は13日、市役所で行われ、手縫い靴づくりを専門とする靴職人、安藤文也さん(35)=南相馬市出身=が新たに活動を始めた。職人として培った技術や知識を生かして地域の活性化を目指す。任期は3年。

 安藤さんは市内原町区出身で、小高工(現小高産業技術)高を卒業し、上京した。約7年前に靴職人を目指して、都内の靴学校に入学した。卒業後は首都圏でオーダーメード専門の靴メーカーに勤めた。地元での起業を考え、5月に帰省。市内小高区を巡り、協力隊の活動に触れて入隊を志した。

 市内外から人材を募集し、若手職人を育てたり、レザークラフト体験や靴磨き体験などを催したりして地域を盛り上げる。今後、工房設立の準備を進め、来年11月から受注を開始する予定という。

 委嘱式では門馬和夫市長が安藤さんに委嘱状を手渡し、「初めての分野となる靴職人。どのように展開されていくのか大変期待している」と激励した。安藤さんは「南相馬から東北、全国へと手縫いの靴を発信していきたい」と語った。

 ネクストコモンズラボ南相馬の事務局を担う小高ワーカーズベースの和田智行代表、横田美明市経済部長が同席した。

 

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