福島県川内村の食材を使った学食提供 玉川大学生企画 シチューやカレー、すいとん

 

いちごのスムージーを手にする原田教授(前列右)と学生ら

 

2022/11/08 09:46

 

 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故後に福島県川内村と交流を続けている玉川大(東京・町田市)は、学食で川内の食材を使ったオリジナルメニューを提供した。

 教育学部の原田真理教授のゼミ生が復興支援のために調理担当者らと一緒に企画、考案した。先月18日から21日までは「坊ちゃんかぼちゃのシチュー」「大根カレー」「そば粉のすいとん」などが販売され、好評だった。25日から28日までは初の試みとしてオリジナルデザートも販売した。「いちごのスムージー」「そば粉のガレット」「坊ちゃんかぼちゃの丸ごとプリン」が人気を集めた。

 ゼミ4年生の河内祐太さん、谷中美紀さん、甲斐るりかさんと、3年生の庄司千恵さんは実際に村内を訪れ、復興を進める関係者の努力や同村の魅力に理解を深めた。オリジナルメニューを手に同村の魅力をアピールした。

 

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