サッカーW杯日本代表を応援しよう 専属シェフ西さん飲食店で9日から弁当提供
サッカー日本代表への帯同期間中に提供するメニューを前に笑顔を見せる西さん
2022/11/08 18:30
サッカー日本代表専属シェフとしてW杯(ワールドカップ)カタール大会に帯同する西芳照さん(60)=福島県広野町在住=が、いわき市鹿島町で経営する「NISHI’s KITCHEN(ニシズキッチン)」は、9日から「サッカー日本代表応援弁当」を提供する。西さんは「食べて、日本代表を応援してほしい」と話している。
ニシズキッチンは鹿島ショッピングセンター・エブリア2階にある。応援弁当は日本代表選手が試合の3日前に食べるハンバーグ、2日前に食べる銀だらの西京焼き、前日に食べるうなぎの入ったう巻きが盛り付けられ、選手と同じ気分で食事ができる。
広野町産のコシヒカリや県産の野菜などを使用している。鮮魚の仲買や水産加工などを手がける市内小名浜の上野台豊商店から仕入れたサンマを使ったつみれ汁が付く。応援弁当は西さんが日本代表に帯同している期間限定で、税込み1320円で提供する。
西さんは、カタールに同社から提供されたサンマ約10キロを持ち込むという。フル代表の帯同は今回が最後となる西さんは「長年、食を通して関わってきた。悔いが残らないよう全力で選手を支える」と話し、「日本代表が勝つことが福島の元気につながると期待している」と述べた。女子や若手の日本代表については継続することを明らかにしている。