いわき市で脱炭素社会推進へパートナーシップ会議設立 市や教育機関、経済団体 福島県

 

脱炭素社会の実現に向けた宣言文を発表する内田市長(中央左)

 

2022/11/24 21:13

 

 福島県いわき市や市内の高等教育機関、経済団体など22団体は24日、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す市脱炭素社会推進パートナーシップ会議を立ち上げた。削減の目標値を段階的に定めたロードマップを来年度に策定する。

 会議には市に加え、県といわき商工会議所、いわき地区商工会連絡協議会、福島高専などが委員として加盟した。担当者レベルの幹事会を定期的に開き、産業や市民生活といった分野ごとに具体的な削減量を詰める。

 ロードマップは、市が来年度に公表する市脱炭素社会実現プラン・完成版に盛り込む。

 初会合が市文化センターで開かれた。委員長に就任した内田広之市長は「先進的な脱炭素の取り組みを進め、市の未来をつくりたい」と語った。

 内田市長が、脱炭素社会を実現する決意をまとめた会議の宣言文を発表した。加盟団体の代表者と将来を担う小中学生が立ち会い、誓いを新たにした。

 

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