小野さん（右）と一緒にプレーする子どもたち

2022/11/27 10:51

　音楽とスポーツを通した東日本大震災と東京電力福島第１原発事故からの復興支援イベント「ふくしま　Ｐｌａｙ　Ｓｔａｄｉｕｍ～未来へつなぐ＝プロジェクト～」は２６日、Ｊヴィレッジ（福島県楢葉・広野町）で開かれた。

　日立システムズパワーサービスの主催。県、福島民報社の後援。県内を中心に約６８０人が参加した。シンガー・ソングライター岡本真夜さんがオープニングを飾り、デビュー曲「ＴＯＭＯＲＲＯＷ」などを披露し盛り上げた。

　スポーツ教室では、子どもたちがサッカーや陸上、フェンシング、体操、ラグビーを体験した。サッカー教室では元日本代表の小野伸二さんがゲーム形式で子どもたちと一緒にボールを追いかけた。小野さんやフェンシングの千田健太さんら６人のアスリートがトークショーを行った。競技を始めたきっかけなどを話し、スポーツを通して本県に関わっていく思いを伝えた。

　日立システムズパワーサービスの坂井章社長は「イベントを通して、県民の心の復興につながってくれたらうれしい」と話した。