ホープツーリズム受け入れ強化へ 福島県富岡町にサポートセンター

 

看板を設置する守岡理事長(右)と吾妻局長

 

2023/05/09 09:46

 

 福島県は8日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地で複合災害の教訓を学ぶ「ホープツーリズム」の受け入れ体制強化のため、富岡町のさくらモールとみおかにサポートセンターを開設した。

 2022(令和4)年度にホープツーリズムで県内を訪れた旅行者は1万7806人で前年度の約1・8倍となった。今後も増加が見込まれるためセンターを設けた。

 県観光物産交流協会の職員が3人程度駐在する。協会が受注したツアーへの同行や、訪問する場所の開拓に取り組む。案内人となる人材の発掘なども担う。

 現地で開設式が行われ、守岡文浩県観光物産交流協会理事長が「旅行者に来てよかったと思ってもらえるような事業を展開してほしい」と訓示した。吾妻嘉博県観光交流局長があいさつした。守岡理事長と吾妻局長が看板を設置した。

 問い合わせはサポートセンターへ。

 

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