福島県新地町の民話をアニメに 国史跡舞台「鹿狼山の手長明神」 日本財団プロジェクトで昔ばなし協会

 

民話の舞台の新地貝塚附手長明神社跡

 

2023/05/16 09:32

 

 日本昔ばなし協会は15日、国内の海にまつわる民話をアニメ化し次世代へ残す「海ノ民話のまちプロジェクト」に、県内から新地町の「鹿狼山の手長明神」が選ばれたと発表した。

 日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で2018(平成30)年度に始まった。県内では、いわき市、鮫川村に続き3件目。今年度は全国で25件を選んだ。

 「鹿狼山の手長明神」の舞台は新地町小川の国史跡指定「新地貝塚附(つけたり)手長明神社跡」。昔の人が貝や動物の骨、道具などを捨てたとされる。民話では、おなかがすいた山の神様が長い手を伸ばして海から食べ物を取り、貝殻を捨てたと伝えられている。

 時期などの詳細は今後決定し、アニメは公式サイトで公開される。

 

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