セデッテかしま来館900万人 開設8年1カ月で達成 福島県南相馬市の常磐道SA利活用拠点

 

大畑さん(左から3人目)を囲んで行われたセレモニー

 

2023/05/23 09:35

 

 福島県南相馬市の常磐自動車道南相馬鹿島サービスエリア(SA)利活用拠点施設「セデッテかしま」は22日、来館者が900万人となった。2015(平成27)年4月のオープンから約8年1カ月で達成した。

 新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行したこともあり来館者が増加している。昨年7月に800万人に達してから10カ月で100万人が訪れた。

 900万人目は青森県むつ市の大畑睦美さん(41)。長女凪央さん(17)、次女帆未さん(14)、長男樟護さん(7)と共に、帰省先の福島県いわき市の実家から、むつ市の自宅へ戻る途中に訪れた。大畑さんは「おみやげが充実しており、帰省のたびに休憩を兼ねて利用している。ちょうど900万人目になり驚きとうれしさでいっぱい」と笑顔を輝かせていた。

 セレモニーが行われ、大畑さん一家と施設を運営する野馬追の里の伊藤博人社長、南相馬市の門馬和夫市長らがくす玉を割った。900万人目の認定証や記念品が贈られた。伊藤社長は「今後も利用者が癒やされるサービスを目指す」とあいさつした。

 

関連記事

ページ上部へ戻る