最優秀賞に輝いた押川さん

 

2023/09/21 20:30

 

　第４５回少年の主張福島県大会は２１日、新地町文化交流センターで開かれ、最優秀賞に「今日から私が宣伝部長」の演題で発表した押川千晏（ちはる）さん（須賀川市・小塩江中３年）が選ばれた。

　県青少年育成県民会議と国立青少年教育振興機構の主催。県、県教委、新地町、新地町教委などの共催。県内の中学１６７校から９７０５人の応募があり、１次、２次審査を通過した１６人が出場した。社会や環境問題、平和などをテーマに発表した。

　最優秀賞の押川さんは、中学校の行事や地域との関わりについて感情を込めて語った。子どもの人数が減る中、学校や故郷の魅力を伝える活動に力を注いでいる様子を紹介した。押川さんは北海道・東北ブロック選考に進む。上位に入ると１１月１２日に東京都で開かれる全国大会に出場する。

　開会式では富田孝志県青少年育成県民会議副会長、大堀武町長があいさつした。富田副会長を審査委員長として、平田団福島民報社南相馬支社長ら６人が審査した。

　表彰式では富田副会長が一人一人に賞状と記念品を贈った。

 

【他の成績】

　▽優秀賞＝阿部琉生（二本松三）佐々木泉（安達）氷室心都（山都）塚野颯美（大信）中川珀那（北塩原一）▽優良賞＝竹島灯（中村二）白井温（安積）名和美波（川谷）藤田日和（塙）遠藤百恵（会津学鳳）斉藤莉子（醸芳）星楓（南会津）杉山颯（福島大付属）愛沢心優（中村二）佐藤聡悟（尚英）